女性にとって、肌荒れは天敵です。
肌が荒れてしまうと、メイクも思ったようにできず、一日のモチベーションが上がりません。
そのため、「肌荒れは一刻も早く治したい」と誰もが感じているのではないでしょうか。
しかし、肌荒れを改善するためには、具体的にどんなことをすれば良いのか
下記3点をご紹介します。
- 肌荒れが起こってしまった原因
- すでに起こってしまっている肌荒れの改善方法
- 肌荒れにならないための予防方法
肌荒れの原因にはどのようなものがあるのか？
肌荒れを正しく改善するためにも、これから先肌荒れを予防するためにも
肌荒れの原因を知っておくことが大切です。ここでは、肌荒れの主な原因５つを紹介します。
肌の乾燥
肌の細胞に含まれる水分量が少なくなると肌が乾燥しがちになり、やがてかさかさになってしまいます。
これが肌荒れの一種である肌のカサつきです。
また、水分量が少ない肌の細胞にはバリア機能がないので、外部からの刺激を受けやすくなってしまいます。
外部からの刺激を受けてしまうことで、ニキビや吹き出物といった症状が現れてしまいます。
皮脂の過剰分泌
肌の乾燥、脂質の摂りすぎ、思春期による男性ホルモンと女性ホルモンのバランスの乱れ
といったことが原因で、皮脂が過剰に分泌されることがあります。
過剰に皮脂が分泌されると、肌は余計な皮脂を体外に排出しようとするため
毛穴が広がり目立ってしまいます。
また、必要以上に分泌された皮脂が今度は毛穴を詰まらせてしまうことで、ニキビができてしまいます。
紫外線などによるダメージ
紫外線を多く受けることで、「角質が厚くなる」「肌の組織へのダメージ」という影響が発生します。
角質は古い細胞なので、水分が不足している状態です。
角質部分が厚くなってしまうことで、水分が不足している細胞が厚くなってしまっているので、肌が乾燥しがちになってしまいます。
肌が乾燥すると、外部からの刺激を跳ね返す力がなくなってしまうので、肌が荒れやすくなってしまいます。
また、紫外線は人間が浴びる光の中でも強い刺激がある光です。
そのため、肌に炎症を起こす作用や肌の細胞へダメージを与える作用があります。
肌細胞がダメージを受け続けると、刺激に弱く、肌荒れを起こしやすくなっていきます。
ホルモンや自律神経の乱れ
肌荒れは自律神経や人間のホルモンバランスに大きく関係します。
過度なストレスや睡眠不足は自律神経を大きく乱します。
自律神経とは、自分の意思でコントロールできない神経のことで、内臓や血管などの働きを調節し体内環境を整える働きがあります。
自律神経が乱れてしまうと体内環境が悪くなり、肌荒れが起こってしまいます。
また、月経前や成長期などでホルモンバランスが乱れることも自律神経の乱れに関係します。
スキンケアがしっかりできていない
化粧を落とした時に落としきれず肌に残ってしまっている、洗顔剤が洗い落とせていないというように
落とし残しや洗い残しがある場合、そこから肌荒れにつながってしまうことがあります。
また、洗い方にも注意が必要です。
ゴシゴシと顔をこすってしまうと赤くなってしまったり、肌が荒れやすくなるので注意が必要です。
さらに、クレンジングや洗顔がきちんとできていても、洗顔後のケアも重要です。
特に洗顔後は肌が乾燥しています。せっかくクレンジングや洗顔でスキンケアを行っても、保湿ケアがしっかりできていないと
肌が弱ってしまい、肌荒れしやすくなってしまうこともあります。
肌荒れを改善するために必要なこととは？
肌荒れを正しく改善するためには
- 肌に触れるものを清潔にする
- 肌のターンオーバーを正常に保つ
- スキンケア方法やメイク方法を見直す
- 肌荒れ用の化粧品やスキンケアグッズを使用する
の４つのポイントがあるので、それぞれ見ていきましょう。
肌に触れるものを清潔にする
肌荒れの時には、肌のバリア機能が低下し肌が弱っている状態です。
そのため、肌に細菌や汚れがついてしまうと、どんどん肌荒れが広がってしまうことがあります。
衣類や寝具、タオルなど日常生活で肌が触れるものは小まめに選択して清潔にしておきましょう。
また、空気を綺麗にしておくことも大切です。
こまめに掃除を行う・空気洗浄機を活用するといったことも肌には大切です。
睡眠や栄養確保で肌のターンオーバーを正常に保つ
肌が生まれ変わる仕組み「ターンオーバー」は、正常な場合、およそ28日周期で行われています。
しかし、肌のターンオーバーが乱れてしまうことで、新しい肌の細胞が生成されず、肌荒れの症状が現れます。
ターンオーバーを正常に保つためには、細胞を作るために必要な「タンパク質」
肌の代謝を整えターンオーバーを促進させる「ミネラル」をしっかり取るようにしましょう。
また、皮脂の分泌を抑える「ビタミンC」や血行促進効果のある「ビタミンE」も摂取することで、肌荒れの悪化を抑える働きもあります。
食材やインナーケアで栄養を補給しましょう。
さらに、睡眠不足やストレスによってターンオーバーが乱れてしまうこともあります。
肌荒れが起こってしまったら夜更かしなどをせず、十分な睡眠を心がけましょう。ストレスをためないことも重要です。
スキンケア方法やメイク方法を見直す
ゴシゴシとは肌を強くこするような洗い方や、雑な洗い流しは肌荒れの元になってしまう間違った洗顔方法です。
また、暑すぎるお湯での洗顔も刺激を与えてしまうので、よくないでしょう。
さらに、肌への刺激を抑えるために、スキンケアの時間を以上に短くするというのも逆効果です。
このように、今までやってきたスキンケア方が間違っている場合もあります。
肌荒れが起きてしまったらスキンケアもしっかり見直しましょう。
スキンケアだけでなく、メイクのやり方も変える必要あります。
今までのメイクだと、荒れた肌には刺激が強い場合もあります。
肌が荒れてしまったら、ファンデーションや下地は厚く塗り過ぎないようにしましょう。
また、過度なメイクも避けましょう。
肌荒れ用の化粧品やスキンケアグッズを使用する
肌荒れの時には、スキンケア方法やメイク方法だけでなく
いつも使用している化粧品やスキンケアグッズそのものが合わないということもあります。
特に刺激の強いものには注意が必要です。
普段より肌が弱っているので、刺激の少ない化粧品や肌荒れ専用のスキンケア用品を使用しましょう。
